腎臓内科

診療・各部門

内科外来表担当医表はこちら

診療概要・特徴

●平成21年4月より北里大学病院腎臓内科医師2名が常勤医として診療にあたっています。
●健康診断で指摘された尿検査所見の異常(尿蛋白・尿潜血陽性など)、採血結果の異常(血清クレアチニン値の上昇など)の診断および治療から、急性および慢性腎不全の治療、血液透析の開始(導入)、そして血液透析患者に合併した疾患に関して、幅広く対応をしております。
治療は、日本腎臓学会、日本透析医学会等で作成されたガイドライン(治療指針)に基づき、腎臓病において重要な食事指導、生活習慣の修正、そして病態に応じた薬物治療をおこなっております。
腎臓病の原因診断として重要な腎生検は、北里大学病院腎臓内科に紹介し対応しております。腎生検検査以外にも腎炎、腎不全で高度な検査および治療が必要な場合は、北里大学病院腎臓内科と連携をとり患者さんに適切な医療を提供致します。

診療内容

●原発性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、膠原病や血管炎など腎障害をきたす全身性疾患にも対応し、ステロイド療法や免疫抑制薬を使用した腎臓疾患の治療を実施。●腎臓病食に関しては、蓄尿検査を行い1日推定蛋白摂取量や塩分摂取量を算出、栄養士との栄養相談・指導の時間をとりながら対応をしております。

血液浄化センターについて

当院血液浄化センターは、日本透析医学会から北里大学病院の教育関連施設として認定されております。現在、多人数用患者監視装置が28台、個人用患者監視装置が2台設置され、計30名の透析患者さんが同時に血液透析を受けられる施設となっております。月・水・金は、午前・午後の2クール、火・木・土は午前の1クールで運用がなされています。腹膜透析は行なっておりません。
血液浄化療法は、血液透析法(HD)に限らず病態に応じ血液透析濾過法(HDF)も施行。急性浄化療法や各種アフェレーシス療法が必要な場合も対応できるように準備をすすめております。透析液も2種類用意し無酢酸透析も可能。透析液の水質管理に関しては、2年前より熱水消毒を導入し、日本透析医学会より制定された水質基準を満たし、洗浄困難であったRO装置の消毒にも成功し良好な水質が得られております。栄養指導に関しては、食事指導に限定せず、栄養状態の評価も行い透析処方に利用をしております。
カンファレンスを週1回定期的に行い、患者さんの病態のみならず社会的問題や食事療法の問題を、血液浄化センタースタッフにケースワーカと栄養士を加え議論することにより、患者さんへのトータルサポートを目指しております。

0381.JPG

スタッフ紹介

常勤医

氏 名 酒井 健史(さかい たけし)
役 職 腎臓内科医長
出身大学 北里大学
卒業年 平成19年
専門分野 腎臓病一般
専門医 日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本内科学会認定内科専門医・指導医
所属学会 日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会
氏 名 永岡 未来(ながおか みき)
役 職 腎臓内科医師
出身大学 北里大学
卒業年 平成24年
専門分野 -
専門医  
所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会

非常勤

氏 名 青山 東五(あおやま とうご)
役 職 腎臓内科非常勤医師
出身大学 北里大学
卒業年 平成7年
専門分野 腎臓病一般
専門医 日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医
所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本高血圧学会
氏 名 渡曾 梨紗子(わたらい りさこ)
役 職 腎臓内科非常勤医師
出身大学 北里大学
卒業年 -
専門分野 -
専門医 -
所属学会 -