当院は1960年(昭和35年)の開設以来、地域の皆様に支えられながら60年余りが経過しました。
2014年には独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)のグループ病院の一つとなり現在に至っています。
JCHO相模野病院では 1.患者第一主義 2.安全確保 3.社会貢献 4.公正で透明性のある病院 5.働きがいのある環境作りを病院の基本方針としています。当院は“病院”と“健康管理センター”を両輪とし展開してきました。
“病院”では外来部門、病棟部門などを中心とし、主に地域の急性期医療を行っています。特に周産期母子センターは神奈川県周産期医療システムの県央北相地区(相模原市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町)の地域周産期母子センターの指定を受け、まさに神奈川県内の中核病院としての役割を担っています。
各診療部においては、大学病院や近隣の病院群、医師会、歯科医師会、薬剤師会などと連携し安全かつ良質な医療を提供しております。また、診療部と看護部をはじめとしたコメディカル部門では常に密接な連携を心がけ強い医療を実践しています。
また、“健康管理センター”では、年間延べ75,000名もの皆さまの健診を実施し、当地域住民の方々の検診・ドックや職場健診を幅広く実施しております。人間ドック学会や総合健診学会などの優良施設認定を受けており高い安全性と質で皆様の健康維持、早期診断に寄与しています。
科学としての医学の進歩は目覚ましいものがあり、ゲノム診療を中心とした個別化医療やAIの導入などは未来の医療ではなくon goingの診療です。
地域に根ざした中規模病院であるJCHO相模野病院は、新しい知識や技術を積極的に学び、安全かつ高度な医療を提供できるよう、全職員が研鑽を重ねていく所存です。
今後とも、より一層のご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)
相模野病院 院長 今崎 貴生