赤ちゃん、ご家族のケアについて
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●赤ちゃん、ご家族のケアについて ●NICU・GCUとの連携について ●助産師外来について●骨盤ケア ●バースプランについて ●カンガルーケアについて ●母乳栄養について
●母乳相談について ●ベビーマッサージ ●母子同室制について ●地域との連携について
赤ちゃん、ご家族のケアについて

現在、24名の助産師と看護師で、妊産婦さんと赤ちゃん、ご家族の皆様のケアに取り組んでいます。 妊娠中から、退院後の卒乳、次のご出産の時まで、末永く母子センターをご利用頂けますように 関係部門のスタッフとチームワークを組んで皆様のトータルケアに向けて、日々研鑽しております。
NICU・GCUとの連携について

当院では、NICU(新生児集中治療室)・GCU(新生児治療回復室)を備えておりますので、妊娠36週以前の早産児や低出生体重児などの症例でも充分に対応できる体制です。産科病棟・NICU病棟のスタッフ間で連日情報の共有を行い、新生児医との連携を図り、赤ちゃんの情報をタイムリーにお母さんにお伝えしています。
助産師による保健指導・外来について

助産師による保健指導を行っております。また、妊娠中の身体や心の悩みの相談など妊婦さんの多彩なニーズに応えるため、
助産師外来も充実させていく予定です。
骨盤ケア

妊娠期から産褥期までのケアの一環として骨盤ケアを行っています。
妊娠によりゆるんだ骨盤を「さらし」で指示することで腰痛や恥骨痛、歩きにくさなどの不快症状が軽くなったと好評です。
バースプランについて
ご出産予定の方にバースプランを導入しています。1.バースプランとは
出産方法、育児について事前に家族・スタッフ間で相談し計画していくこと2.バースプランの方法
妊娠12週頃、外来保健指導室にて、バースプランの用紙をお渡ししています。ご夫婦で、話し合い、ご記入下さい。
3.バースレビューについて
出産後、担当の助産師とバースプランについて、お話させて頂きます。カンガルーケアについて
1.カンガルーケアとは
赤ちゃんとお母さんの肌と肌を密着させて抱っこすることです。2.カンガルーケアのメリット
母児の愛着形成を促進し、新生児には様々な生理的効果をもたらします。3.カンガルーケアの実際
出産後、分娩台の上で寝たままお母さんの胸の上に赤ちゃんを直接抱かせます。この際、希望に沿って直接母乳も行なっています。
カンガルーケア中は、赤ちゃんにモニターを付け、安全に行えるよう配慮しています。
母乳栄養について
1.当院の方針
「赤ちゃんを母乳で育てたい」この願いは、妊婦さんの多くが抱くものです。私達は、入院中だけではなく、妊娠中から、退院後の卒乳まで、トータルケアを心がけています。
2.妊娠中からのケア
当院では、外来保健指導を通して、妊娠中からの乳房ケアについてアドバイスしています。特に妊娠37週以降から積極的なセルフケアを行って頂いています。
3.入院中のケア
母乳栄養を確立するためには、お産後できるだけ早くから赤ちゃんに母乳を吸ってもらうことが大切です。当院では、出産後、カンガルーケアを行い、積極的に授乳をしています。
4.退院後のケア
当院では、病棟助産師による母乳外来を開設し、退院後も母乳栄養が継続できるようにサポートしています。母乳相談について
病棟助産師による母乳相談を実施しています。〈日 時〉 月・水・金 13:15~16:15
火・木 14:15~16:15
〈予約制〉 お一人様30分~60分
〈費 用〉 2,000円
ベビーマッサージ
産後の母の育児不安の解消や仲間作りを目的として、ベビーマッサージ教室を行う事で不安の強い母達へ継続的な支援ができ、参加した母たちからも「家でやってみたい。」「外出するきっかけになり楽しかった」と感想をいただいています。予約は母子センター病棟で行っています。
〈時間・場所〉 相模野病院7階 講堂
母子同室制について
当院では、母子同室を取り入れています。正常分娩の場合、出産後1日目から、 帝王切開分娩の場合、手術後3日目から開始していますが、お母さんと赤ちゃんの体調に合わせて行っています。 出来るだけ、早い時期から、同室することで、母子の愛着形成を促すことが出来ます。